唐津市

　平成の大合併により1市６町２村が合併して誕生した唐津市。玄界灘に突き出た東松浦半島や、その沖に浮かぶ離島は非常に潮通しが良く、アオリイカやササイカなどのイカ類を始め、マダイやヒラマサなどの大物も釣ることができる。そのため県内外からも多く釣り人が訪れる人気のエリアになっているが、近年は釣り人のマナーが問題になっているので、将来にわたり釣りを楽しむためにも、必ずマナーを守り釣りを楽しんで欲しい。なお次のページでは唐津市の釣り場を、浜玉町、旧唐津市、呼子町、鎮西町、玄海町・肥前町の５つのエリアに分けて紹介している。また長崎県松浦市にある鷹島も唐津市と陸続きになっているため、次のページで合わせて紹介している。

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伊万里市

　伊万里湾の奥に位置するエリアであり、最奥部には有田川と伊万里川の２つの河川が流れ込む。ポイントによりアジ・サヨリ・コノシロ・キス・メバル・チヌ・スズキ・マゴチ・サゴシ・コウイカなどを釣ることができ、足場の良い波止から釣りができる「波多津漁港」や、車を横付けして釣りができる「久原埠頭」などがおすすめだ。また長崎県松浦市となるが、伊万里市と福島大橋で結ばれている福島にある、「福島港」と「鍋串漁港」は伊万里市からも多くの釣り人が訪れる人気の釣り場だ。

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佐賀市周辺

　有明海の最も奥に位置するエリアで、一帯には広大な干潟が広がっている。定番の釣魚であるハゼ・グチ・ウナギ・スズキなどの他にも、ムツゴロウやワラスボなどの固有種が生息し、最大６０cmにもなり冬が最盛期となるハゼクチなど、この地域独特の釣りものが楽しめる。なお有明海は最大６ｍもの干満差があるので、必ず潮位を確認して釣行して欲しい。

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鹿島市・太良町

　有明海の奥に位置するエリア。ムツゴロウやワラスボなどの固有種が生息し、最大６０cmにもなり冬が最盛期となるハゼクチや、有明ターポンとも呼ばれ夏から秋にかけてライトルアーなどで狙うことのできるヒラなど、この地域独特の釣りものが楽しめる。もちろん定番のハゼやスズキなども良く釣れるし、スズキに関してはマルスズキとタイリクスズキとの交雑種と言われる有明スズキも存在する。なお有明海は最大６ｍもの干満差があるので、必ず潮位を確認して釣行して欲しい。

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